ぷらっとこだまと学割のお得度を比較!
大学や専門学校等に進学して、親元を離れて東京や関西で一人暮らしをしている学生さんは大勢いらっしゃいますが、そうした学生さんが新幹線で帰省する際に多く利用されているのは実は「ぷらっとこだま」ではなく「学割」なのだそうです。
※ぷらっとこだまの詳しい内容については後述します。
「学割」は学生だけに与えられた優遇措置であり、JRはもちろん私鉄やフェリー、飛行機ではスカイメイトやスマートU25などがありますね。
基本的に学割は一定程度の割引率なので、若い学生さんにとっては大助かりなのですが、新幹線に限っては、当サイトでは学割よりももっとお得な「ぷらっとこだま」をおすすめしています。
そもそも新幹線の学割とは、JRの営業距離101キロ以上が条件となりますが、基本的に乗車券は通常料金の2割引きで購入することができます。
東京から京都や大阪など距離が長くなればそれだけ差額も大きくなります。
2割引きとはいってもその恩恵は大きそうですね。
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しかし、実はよく見てみると、新幹線に乗った場合、2割引きになるのはあくまで「乗車券」の部分のみとされています。
新幹線に乗る場合は特急券が必要になるわけですが、そこには割引の適用はありません。
例えば東京から新大阪へ新幹線で行く場合、普通は特急券と乗車券で14,450円ですが、これがまるごと2割引きで11,560円になる…というわけではなく、実際には12,700円となります。
その差は1750円、割引率に換算すると12%です。
まあ、通常料金より1,750円も安くなるのですから、これでも学生さんにとっては大助かりではあります。
これがぷらっとこだまだったらどうでしょうか。
同じ東京から新大阪の区間で料金を調べてみると、なんと普通車指定席で10,500円と驚愕の価格なのです。
先ほどの新幹線の学割料金と比較すると、その差は2,200円にもなるのです。
この格安料金のぷらっとこだまを利用しない手はありません。
ぷらっとこだまと新幹線の学割料金をサクッと比較
ぷらっとこだまと学割で新幹線を利用した場合の料金を比較してみました。
なお、新幹線料金もぷらっとこだまも時期により料金が変わりますので、ここでは通常期の料金を記載します。
また、今後JRやぷらっとこだまの料金が変更になる場合もありますので、比較内容はあくまで参考としてください。
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東京―静岡
- 通常料金 5,380円
- 学割 5,680円
- ぷらっとこだま 4,700円
東京―名古屋
- 通常料金 10,360円
- 学割 9,628円
- ぷらっとこだま 8,300円
東京―京都
- 通常料金 13,080円
- 学割 11,958円
- ぷらっとこだま 10,300円
東京―新大阪
- 通常料金 13,620円
- 学割 12,390円
- ぷらっとこだま 10,500円
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ぷらっとこだまと新幹線学割料金の比較まとめ
ぷらっとこだまと学割を比較すると、やはり差が出ることがわかります。
ぷらっとこだまは時期により料金が多少変動するものの、基本的にどの時期に利用しても学割よりも安く利用できます。
また、ぷらっとこだまの場合、料金が安いだけでなく、さらに付加サービスもついています。
例えば、ぷらっとこだまではお好きなジュースやビール等と交換できるワンドリンク引換券が1枚付いてきます。
比較表では学割は新幹線の自由席の料金で算出していますが、ぷらっとこだまの場合は全て指定席ですので安心です。
ぷらっとこだまは新幹線「こだま」を利用するので「のぞみ」と比べて停車する駅が多く、時間がかかります。
それを移動の時間が長くて無駄な時間ととらえるのではなく、読書をする時間に充てたり、寝不足を解消する時間に充てたり、スケジュールを確認する時間に充てたりと、忙しい毎日の生活の中でやりたくてもなかなかできないことをする時間に充てるのはいかがでしょうか。
これからは新幹線で東京から京都や新大阪間を利用するなら、安さやサービスなど様々なメリットも含めて考えても、ぷらっとこだまを利用するのが最も得策であるといえそうです。