ぷらっとこだまの簡単予約&空席状況確認
ぷらっとこだまは、東海道新幹線(東京〜新大阪間)が格安で利用できることから、旅行客やビジネスマン等にも大人気のツアーです。
但し、この「ぷらっとこだま」で利用できる新幹線は、その名の通り「こだま号」のみとなっています。
そのため、例えば東京〜京都まで行く場合、新幹線ひかり号なら1時間40分程度で行けるところが、ぷらっとこだまの場合は3時間40分もかかってしまい、その分のタイムロスは1時間。
移動時間を優先する人には不向きかもしれませんが、少々時間はかかってもOKという人には、安さが魅力のぷらっとこだまはおすすめです。
安さで大変人気の「ぷらっとこだま」ですが、実はこれはきっぷではなく「JR東海ツアーズ」の企画ツアーです。
そのため、JR駅のみどりの窓口などで購入することはできません。
きっぷの購入及び予約や空席確認などは、JR東海ツアーズか、JTBで行うことになります。
ぷらっとこだまを初めて利用しようという人には、この空席状況や予約の流れが、ちょっと面倒に感じてしまい利用する前に躊躇(ちゅうちょ)してしまうかもしれません。
しかし、空席確認や予約の申し込みは一度やり方を覚えてしまえば意外に簡単です。
ぜひトライして新幹線をお得に利用していただきたいと思います。
以下に、ぷらっとこだまの空席状況の確認〜予約方法、さらにちょっとお得な裏ワザ的手法などもご紹介しますので参考にしてください。
ぷらっとこだまの空席状況確認方法
ぷらっとこだまを予約するためには、まず利用したい日時の空席状況を確認する必要があります。
空席状況を確認するには、JR東海ツアーズのウェブサイトを利用するのがおすすめです。
もちろん電話でも確認できますが、営業時間内でなければなりませんし、混雑していてつながりにくいかもしれません。
それよりも、ウェブサイトを利用すれば、自分の空いた時間にできるので大変都合が良いのです。
ただし、ウェブサイトで空席状況が確認できるのは5時30分から23時30分までとなりますので、ご注意ください。
とはいえ、やはり直接人に聞きたいという人は、JR東海ツアーズに電話する方法や各店舗に足を運んで確認することもできます。
その際にはぜひ営業時間なども事前にご確認ください。
また、その他にJTB各店舗でも確認することができますので、お近くに出かけた際には立ち寄ってもいいかもしれません。
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ぷらっとこだまの予約方法
ぷらっとこだまの予約方法は、4つあります。
どの方法も簡単にできますので、ご自分に合った方法で行ってみてください。
いずれの場合も乗車票とワンドリンク引換券は自宅に郵送されますので、券売機などで並ぶ必要もなくスムーズです。
では、その方法についてご紹介しましょう。
インターネットによる予約
予約方法のひとつめは、インターネットによる予約です。
JR東海ツアーズのウェブサイトにアクセスすると、最初の画面にぷらっとこだまの乗車日・乗車駅・降車駅・出発時刻を入力する場所があります。
そこに旅行日の情報を入力すると、空席状況が出てきます。
空席があれば○印がありますので、そこをクリックすれば予約画面に移ります。
あとは画面の通りに入力していけば予約ができます。
電話で予約
予約方法のふたつめは、シンプルに電話で予約を行う方法です。
この方法は、インターネットの環境がない人や、JR東海ツアーズの窓口になかなか行けないという人におすすめです。
特に高齢者には、電話の方が簡単で人気があります。
ぷらっとこだまのコールセンターがありますので、こちらに電話をすれば空席確認や予約が簡単にできます。
電話番号はフリーコール0120-945-255(IP電話:03-6865-5255)
営業時間は10時〜18時で、年末年始以外は年中無休となります。
混雑している時期にはつながりにくいこともありますが、根気よくかけてみてください。
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JR東海ツアーズの窓口で予約
ぷらっとこだまの予約方法の3つめは、JR東海ツアーズの窓口に直接行って予約をする方法です。
詳しい店舗の場所などはJR東海ツアーズのウェブサイトでご確認ください。
首都圏、静岡地区、中部地区、関西地区の各店舗で購入ができます。
JTB窓口で予約
最後にご紹介する方法が、JTBの各店舗にて予約する方法です。
JR東海ツアーズの店舗よりも店舗数が多いため、多くの人が利用しやすいかもしれません。
ただし、全ての店舗でできるわけではありませんので、事前に確認したほうがいいでしょう。
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ぷらっとこだまの賢い利用法
ぷらっとこだまは「こだま号」を利用するため「ひかり号」や「のぞみ号」よりも時間がかかりますが、料金が安くコストパフォーマンスが良いことから人気の商品となっています。
通常の「こだま号」とぷらっとこだまの料金を比較すると、例えば東京〜名古屋の通常料金は10,880円ですが、ぷらっとこだまを利用すれば9,300円となりますので、1,530円もお得です。
さらに、ぷらっとこだまは企画商品であるため、切符だけではなくドリンクもセットになっているのが特徴です。
しかも、ドリンクはソフトドリンクだけではありません。
なんと、ビールやワインといったアルコール類も引換の対象となっていますので、アルコールを飲みながらのんびり新幹線の旅を楽しみたいという人には特におすすめです。
そして、ぷらっとこだまは座席指定があるため、希望の「こだま号」が満席でなくても予約がとれないことがあります。
そんなときは、ちょっと金額をプラスしてグリーン車にしてみてはいかがでしょうか。
ぷらっとこだまでもグリーン車の設定があります。
普段グリーン車を利用する機会があまりないという人には、ぜひこの機会に利用していただきたいです。
料金も手頃で、例えば東京〜名古屋の場合、プラス1,000円でグリーン車にグレードアップできるのです。
そもそも東京〜名古屋のぷらっとこだまの料金は、前述の通り9,300円となりますので、プラス1,000円の10,300円で約2時間半をグリーン車で楽しめることになります。
この料金は、通常の「こだま号」の東京〜名古屋の10,880円より500円も安く、さらにワンドリンクも付いているという大変魅力的な金額なのです。
グリーン車のいいところは、やはりゆったりとした座席や各席にコンセントが付いていること、リクライニングが普通車よりも深く倒れること、などとにかく快適に過ごせるような工夫がたくさんあるところです。
この贅沢な座席で時間をかけて移動するというのも、ぷらっとこだまの賢い利用法といえるでしょう。
ぷらっとこだまをご利用の際の注意点
ぷらっとこだまは大変お得で人気の商品となっていますが、利用するにあたり注意点がいくつかあります。
特に気を付けていただきたいことについて、いくつかご紹介しましょう。
まず、ぷらっとこだまは企画旅行商品のため、切符の予約だけではないということです。
そのため、当日の予約はできず前日までに予約をしておく必要があります。
しかも、4つの予約方法のうち、前日に予約できるのは店舗に直接足を運んだ場合のみとなります。
その他のインターネットでの予約では5日前まで、電話での予約では2日前までに予約する必要がありますので、余裕を持って申し込むことをおすすめします。
そして次に気を付けたいのが、自由席ではなく指定席となりますので、他の自由席が空いていても移動して座ることはできないということです。
さらに、切符に書かれた駅のみ乗降することができますので、途中下車や途中駅からの乗車もできません。
また、予約後の変更はできません。
もし、予約をしてから変更をしたい場合は、一度キャンセルしてから再度予約する必要があるのです。
その際、予約された日からさかのぼって10日目から手数料がかかりますのでご注意ください。
これらの注意事項をよく知ったうえでぷらっとこだまを利用すれば、お得な新幹線の旅が楽しめること間違いありません。